2018年10月31日水曜日

ハワイ旅行(2)ーストライキ

シェラトンホテル前のデモ
ワイキキのシェラトンホテル従業員のストライキについては旅行前から聞いていた。夫と同じ目的でホノルルに向かう調律師の数名はシェラトンホテルを予約していたが、滞在中はシーツ交換されないこと、必要なら用意されてあるシーツを自分で変えなければならないことなど、事前に知らされていたそうだ。

しかし、自分がワイキキのメインストリートを歩いているときは、すっかりそんなことも忘れていたので、デモンストレーションのドンドンチンチンという音に、こんなところにチンドン屋がいるのか、と思った。

シェラトンホテルの前の横断歩道をおそろいの赤いTシャツと,胸には”One job should be enough”と書かれた看板を下げた人々がぞろぞろ歩いている。リズミカルな掛け声と鍋底をたたく音は盆踊りを思い出してしまう。ははん、賃上げ要求のストライキかと、やっと気がついた。

このデモは警備も付き、全く平和的に行われていた。立ち止まってそれを眺める観光客もいたけれども、多くはほかの通行人と同じようにすれ違っていくだけだ。

ストライキというとオークランドでは病院職員やバスドライバーが数日間やっていたし、
もちろん日本でも北教組の教師たちが朝数時間のストライキをしていた、私が子供のころ。(40年前)
実際ホテルに宿泊している人たちへの影響も気になりどのくらい続けるのか、と聞いてみた。15日間だという。それはすごい。

そして、看板の”仕事は一つで十分だ”という意味は?と聞いてみると「従業員のほとんどは2つ3つの仕事をかけもちでしている、賃金が安いのでそうしないと生活できない」ということであった。
ワイキキビーチ

華やかな店やシェラトンホテル、とデモ行進をワイキキの光と影ととらえてしまいそうになるが、モ行進をする人が影で通りを過ぎる観光客が華やかな部分とは言い切れない。

デモに参加している人も、ここで買い物をしたり、ビーチにくることもあるかもしれないし、日本からの観光客にとっても、ハワイの滞在は日常とは違ったものだろう。日本では低賃金で働いている人もいるだろう。という私だって、富裕層でもなんでもない。だからこそ、観光客としてここにいて、このデモを眺めるとき、気持ちが落ち着かなくなる。

その昔、私の最も尊敬するマザーテレサは言っていた。インドのホームレスよりも、アメリカ(US)のホームレスの方がずっと貧しい。それは精神的なものからくるものだ、というようなことを。

私に似合わないワイキキビーチは貧富の差を目の当たりにする、またはそれについて考える機会になった。



2018年10月30日火曜日

ハワイ旅行 7日間 (1)

21日の夜行便でオークランドからホノルル空港へ。日付変更線のため、21日夕方出たはずなのに着いたのはその日の朝。時差ではニュージーランドより1時間早いだけなので、日にちさえ気を付ければ問題はない。

今回は、ピアノ調律師である夫がホノルルで行われる研修会に講師として参加するため、私も一緒に行くことにした。

私は買い物やグルメ派ではないし、泳げないのでビーチで泳ぐこともそれほど楽しみというわけではない。日に焼けるーとか、海水はべとべとしていて砂がはりつくーと思ってしまう。実際、水着は持って行かなかった。
だから、こんな機会でもなかったらハワイに行くことはなかっただろう。


初日に訪れたパールハーバー





ホノルル時間で10月21日から27日までワイキキビーチ近くのコンドミニアム(キッチン付きの部屋)に宿泊した。
ワイキキビーチと巨大ショッピングセンターアラモアナの中間地にあるこのタワーの26階に泊まった。



その間に訪れた場所は
パールハーバー、ビショップ博物館、ハワイ州立美術館、ダイアモンドヘッド、マノア渓谷(入り口まで)、ワイキキビーチと,島一週を路線バスで回った時に立ち寄ったカイルアとハレイワの街。
自分の想像していたハワイと違っていて、とても興味深いというか、おもしろかった。

ある日のホノルル市内からの帰り、ちょうどバスの通り道にドンキホーテがあって(私はまだ日本のドンキには行ったことがない)立ち寄ってみると、片隅にブックオフ。そこで池澤夏樹の”ハワイイ紀行”を見つけた。

このハワイ旅行中、前半は持参したパウロ.コエーリョの”アルケミスト”、後半は”ハワイイ紀行”を合間の時間に読んでいた。

この2冊の本のおかげもあって、ずいぶん充実したハワイ旅行になった。

明日から数日間、ホノルルで見たこと感じたことをまとめてみようと思う。