バスの待ち時間にスケッチ ハイビスカス |
今回の旅行で最も利用した交通機関は”The Bus”というオアフ島内全域を走る路線バス。
便利さと低料金で毎日のように使っていたが、ホノルル空港とコンドミニアム間はスーツケースお断りだったのでやむなくタクシー(US$30くらい)。
観光客ももちろん利用していたが、さすが路線バス、地元民が圧倒的だった。いろんな人種の人々というよりは、一人ひとりの人種を特定できない。アジア人のようでもあり、ポリネシアンのようでもあり、インド系でもありそうな。
今年は日本人初の移住者が来てからちょうど150年。ビショップ博物館ではそれを記念した写真展が催され、現在6世代目になると、博物館のガイドも説明していた。ということは、幾度となく生物学的交配が行われたであろうことは予想される。それは日本人に限ったことではないだろう。
バスに乗ってくる人々は通勤、買い物、若い観光客。それに、空き缶を大袋に入れたホームレスらしき人も。
ホノルルのショッピング街、官庁街、観光スポットを網羅するこのバス。
窓越しに見たチャイナタウンは、オーストラリアの都市で見た、とってつけたようなものではなく、中国下町の雰囲気がぷんぷんだ。(と言う私は中国には行ったことがない)バスで通り過ぎるのは平気だけれども、街を歩くのはちょっと勇気がいるかな。
ある日バス通りを歩いていて方向感覚を失った。ちょうどバス停で待っていた人にワイキキはどっちの方向かと聞いててみた。私の英語のせいか、その人の先入観が強かったせいか、”チャイナタウンは’こっちだ、こっちだ”と指をさす。
ん?私、チャイナタウンに行きたいわけじゃないんですけど、、、。
チャイナタウンの反対側がワイキキなので、ワイキキ方面に向かって歩き出した。そんな私をどう思ったかはこの際どうでもよい。
ハレイワのバス停でスケッチ |
ハワイ2日目はバスを乗り継いでオワフ島一周。ええ、たくさんありました、待ち時間。
このバスを利用していて不便だというか、ややこしいと思ったのが、バスが来るべき方向から来ないということ。ワイメア方面からハレイワに着いて、そのずーと先にホノルルなのだから。同じ方向に行くバスに乗ればいいはずと、普通は思うだろう。が、来ない。30分おきに来るはずなのに。
聞いたほうが早いかもしれないと、お店の人に聞いてみたが、”バスは来る”としか言わない。来ないから聞いてるんですけど、、。知らないんです、お店のひとは。使わないんですから。それに、ハレイワの街に路線バスで来る人なんて、あまりいないんでしょう。
反対方向へのバスを2回見送って、つまり一時間くらい待って気が付いた。そういえば、そのバスは30分毎に来ている。
あわてて反対方向行きのバスを待ち、バスの運転手に確認した。やはり、ホノルル方面行だった。どこかでぐるりと回るコースをとってホノルル方面行きの99号に入るのだろう。ああ、ややこし。
しかし、おかげでバス停でスケッチができた。
待ち時間が長くて描くものがなくなり、隣に座っている人を描いた。 |
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