2014年1月6日月曜日

チャコ物語 最終回ー別れの時




そんなことってある?

裏隣、Mさんの家の買い手が決まり、鍵の受け渡しの日も決まった夜、Mさんがやってきました。

“娘達とも相談したのですが、チャコを南島に連れて行ってもいいでしょか?もちろん、あなたの考えを尊重します。チャコの分も含めて飛行機のチケットを予約しなくてはいけないので、明日までに考えていただけますか?” (はあ~??? )

“あの、私達チャコを家に入れてあげられるように準備していたところなんですよ、ほら、このピアノの足。えさも家の中であげるようにして、、、。はい、でも今晩家族会議をして明日連絡します。”

彼女が帰ってからは、チャコ担当の長男と私、それに夫でどうする、どうすると、白熱する家族会議。

彼女達がそんなにチャコを愛がってくれて、チャコが幸せなら南島へ連れて行ってもらおうか、、、。と話がまとまりかけた時に電話が鳴り、Mさん。“娘達とも相談したんですが、チャコをおいて行くことに決めました。飛行機に乗せるのも可哀想だし、慣れた土地で過ごすのが一番でしょうから。”と。一件落着。

引越しの日、娘さんが“もし、良かったら、、。”とチャコが使ってたもの一式を譲ってくれました。ベッド、トイレ、毛布。そして、中に鈴が入った遊び道具まで。

そしてその次の日、新しい家族が入居しました。白黒の猫も一緒です。



チャコ物語を最後まで読んでくださってありがとうございます。明日は、番外編、マメの登場です。

チャコ

今日も元気で一日お過ごしください。ありがとうございました。

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