2013年11月11日月曜日

土曜ポートレイト 公募展

38 x 27 cm  (oil on cardboard)
ブログ2日目。昨日は初日にもかかわらず、多くの方にアクセスいただいて、びっくりしてます。ありがとうございます

この作品は、先週の4時間土曜ポートレートですが、今日2時間ほど手を入れました。この方、実はインド人だったのですが、この絵からは想像できませんね。私の写実力不足をみとめなくてはなりません、、。堀の深いギリシャ人、または東欧系?そんな顔立ちと肌の色になってしまいました。

この原因は、きっと最初に使った肌の色に固執し、修正を怠ったためと思われます。私が参加するクラスのモデルさんは西洋系の方が多いので、考慮なしにいつもの肌の色を置いたのでしょう。この絵からの教訓は、最初の色は慎重に選ぶこと、描く工程で絶えず修正すること、ですね。

その他、目の位置の不正確さ、顔全体にいきいきとした感じがないなど、反省点をあげればきりがありません。

でも、以前に比べ描くスピードが速くなったことは自分なりのテンポができて心地よいものです。まずまずだ、と絶えず自分をほめることも忘れずに。

それから 今、手がけているのがニュージーランド国内全域を対象にしたポートレートの公募。12月初旬が締め切りですので、毎日手を入れています。手探り状態、自分の感覚を頼りに、確認しながらすすめています。図書館からポートレイトの作品集を借りて見たりしますが こんな感じで、と思っても それをそのまま自分の絵に適応させることもできません。やはり、試行錯誤しながら自分のイメージを膨らませていくしかないのだと思います。

きっと、鍛錬された腕をもつ天才的な方たちは筆を持てば迷いなく作品をを仕上げることができるのでしょうが、今の自分はまだ、練習段階。(一生練習かもしれませんが)今回のポートレートの応募についても、入選すればもちろんうれしいですが、そのための作品を作る過程で自分なりに学ぶことも多いと思いました。また、ある程度の緊張感を持っていないと、惰性で描き続けることになってしまいがちですから。
では、また明日。ありがとうございました。

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