暑い夏が終って、あれよあれよという間に雨の多い季節になってきた。
おかげで草がぐいぐい伸びる。
真夏は日照りで水やりが大変。水道代もばかにならない。
家には雨水タンクがあってその水を野菜にあげていたが、
その水がなくなると水道水を使わなければならない。
今年はケチって水やりの間隔を空けたら、
見事に野菜は枯れてしまった。😢
なのにこの季節は程よい水気と日中の暖かさで、
雑草は伸びる。
不思議なもので、野菜は季節を知っていて、秋分を過ぎると
ほとんどの野菜は育たなくなる。
なのに雑草はおかまいなしだ。
よく観察すると、けなげにも
秋の雑草のお花がかわいらしく咲いていたりする。
だまされてはいけない。
痛い目にあったことがある。というか、今も痛い目にあっている。
移住して間もないころ、庭にピンクのかわいらしい花が咲いていたので、
その花は残して、草取りをした。
親切に隣のおじさんが、それは雑草だよと教えてくれたにもかかわらず。
それはカタバミ。
瞬く間に増殖し、カタバミの球根だらけになった。
とってもとっても小さな球根が残っているらしく、
完全に取りのぞくことができない。
もう15年以上取り続けているけれども、毎年春と、秋は丁寧に小さな球根まで取り除くように草取りをする。
少しずつ減ってはいるけれど、
きっと私があと30年、85歳になるまで取り続けたとしても、
きっとカタバミはそこに咲いているだろう。
いつか私の方が根負けして、がっちりビニールシートを張るとか、
コンクリート詰めしまうかもしれない。
それでも、カタバミはその下でひたすら
芽を出すチャンスを狙っているんだろう。
可愛い顔をしてしたたかなやつ。
秋なのにタンポポやオオバコが咲いていたりするけれども、
可愛いもんだ。
ギシギシや朝顔もやっかいだけれど、しょうがないなと思える。
でも、カタバミだけは私の手には負えない。
あきらめて、見つけたら取り除く、
これを繰り返す。一生,,,😱
しかし、今日は数日の晴天続きで
肥えた畑の土はほろほろだったので、
カタバミの球根がそっくりと取れることが多かった。
何とも言えないいい感触、やったという感じ。
とにかくカタバミを取るには神経を使う。
わさわさと生えた雑草群を草取りホーで無造作にかき削ると、
いくつもある球根の塊が飛び散ってしまう。
だから、カタバミの生えている根本を必ず見つけて、
草取りホーから小さなショベルび持ち替えて
根本を深く差して、球根の束が崩れないようにそっと取る。
土がついているからといって、フリフリしてはいけない。
そして、ほかの雑草とは別のバケツに入れる。
本当に手間がかかる。
そこまでして生き続け、子孫を残したいのかカタバミよ。
友人からカタバミの処置法、とっておきを聞いた。
鶏はカタバミの球根をつついて食べてしまうというのだ。
確かにいい方法かもしれないけれど、
毎日、早朝にコケコッコーで起こされるのも勘弁だ。
やっぱり、仕方がないから付き合っていくしかない。
あきらめ肝心。
これ、裏庭で大きい方の野菜畑、”奥畑”と呼んでいる。
奥畑 草取り前 |
奥畑 草取り後😃 |
お次、小さい方の野菜畑、”わき畑”と呼んでいる。
わき畑 草取り前 |
わき畑 草取り後😃 |
そして、労働の証、第一草の山。
第一草の山😅 |
そして二つ目もこんもり。
第二草の山😅 |
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